『鉄金庫の塗装を全て剥がして、アンティーク風の塗装でリメイクする』編(1/x)です。
古くなった金庫をいただいたのはいいのですが、我が家には入れておくような貴重なものはありません。。。部屋の中にそのまま置いておくのも何だか味気ないため、アンティーク風の塗装をして、まずはオブジェとして飾ってみようと思います。
古い金庫といっても、タバコのヤニ?などで黄ばんでいたり、ところどころ黒い筋で汚れている程度でした。この程度の汚れなら細めのサンドペーパーで擦ってやれば、新品同等まで綺麗にすることができました。
新品同様に綺麗になった金庫に、下塗り塗料のプライマーを塗って、アンティーク色の塗料を塗る予定でしたが、意外なところに錆ができており塗装が剥がれているところを見つけてしまいました。
このまま新しく塗装をしても、直ぐに古い塗装と共に剥がれてしまう恐れがでてきてしまいました。
- 錆びている範囲から少し広めの範囲だけ塗装を剥がし、後はそのままでいくのか?
- 全ての塗装を剥がしてしまった方がいいのか?
すごく悩んでしまいました。
悩んだ結果、選択した答えは「全ての塗装を剥がす」です。工具の力を借りれば簡単に全ての塗装が剥がせると思い、勉強がてらチャレンジすることにしたからです。
鉄塗装剥がしの工具選び
- ディスクグラインダー
- サンダー
2点から候補を絞りました。はじめディスクグラインダーの方が、効率的に塗装を剥がせそうだと思ったのですが、初心者としてはサンダーの方が扱い易いと思い、最終的にサンダーを使うことに決めました。
鉄塗装剥がし用に購入したサンダー
マキタの18Vシリーズで工具を揃えようと考えているため、必然的に「マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO180DRF/BO180DZ」一択になります。
https://www.makita.co.jp/product/li_ion/bo180d/bo180d.html
18Vでは1種類しかないため、あれこれ悩まずにすみました。ただ、充電式よりコード式のサンダーの方が、バッテリーを意識しなくてもいいのでは?そんな悩みだけはありました。
公式サイトの情報では、バッテリBL1830(リチウムイオン3.0Ah)を使い、作業時間の目安として
高速 約20分 / 中速 約22分 / 低速 約40分 とありました。
バッテリBL1860(リチウムイオン6.0Ah)では、約2倍!それだけバッテリーがもてば十分ですね?
格安の互換バッテリーを2、3個用意すれば、金庫まるごと塗装を剥がせそうです。
マキタの充電式ランダムオービットサンダで鉄塗装剥がし

細めのサンドペーパーで、汚れが綺麗にとれました。見た目は新品状態です。ただし表面の艶まで無くなったため直ぐにまた汚れそうですが・・・

意外なところで錆を見つけました。はじめは醤油?か何かの汚れだと思っていたのですが、錆で塗装が剥がれているところでした。

マキタの充電式ランダムオービットサンダ(BO180DRFBO180DZ)です。6.0Ahでも、もちろん正常に動作しました。

粗目の#60のサンドペーパーを使うことにしました。ワンタッチで取り付けられ便利です。

サンドペーパーがズレることも無く、安定して研磨しれくれました。ただ、長時間使うと腱鞘炎になりそうでした。

フル充電で無かったため(フル充電し忘れてました)テストにはなりませんが、1充電でここまでの塗装を剥がす事ができました。
簡単に塗装が剥がれるところと、中々塗装が剥がれないところがあり、その理由(水平になっていない?)が分からずただひたすら研磨し続けていました。
鉄塗装剥がしの結果
ディスクグラインダーを使わずに、サンダーだけでも十分鉄の塗装が綺麗に剥がせました。ただ時間的な効率でどちらが良いのか?分かりませんが・・・
ただ、充電式ランダムオービットサンダに標準で付いている、粉じんボックスの効果が素晴らしく、ほとんど粉じんを部屋に巻き散らかすこともありませんでした。素人的にはおまけ程度のものかと思っていましたが、粉じん機に接続しなくてもこの効果に感動しました。
6面全ての塗装を剥がすのは、結構大変な作業かもしれません。まだ、一面途中です。。。
(続きます)