前日、椅子のキャスターから床への傷を防止するため、ユカハリ・タイル(檜無塗装)を購入していました。
ユカハリ・タイルへどの塗料を使って塗装しようか?いろいろ迷った結果、ワトコオイル(エボニー)を使うことにしました。
ズバリ!塗装の事はもちろん素人です。。。ネットでいろいろと調べていると、ブライワックスと、ワトコオイルの記事を良く見かけました。
両方の塗料で使い易さと出来栄え、そして安全性があることが分かり、どうせ塗料の事は良くわからないので、このうちのどれかにしよう・・・そんな感じで候補を絞りました。
最終的には、ブライワックスは床面に適さないと説明を見つけ、ワトコオイルを使うことに決めました。
(ここまでで1週間程度、下調べに時間がかかる・・・)
ワトコオイルは、臭いがキツイので野外で塗装するか?十分に換気された室内で作業するか?注意する必要があると説明を読んでいたため、晴れた日に野外で塗装しようと考えていました。
ところが、ここ3週間くらい毎週台風がきて、雨ばかりの週末に・・・
さすがにこれ以上の延期は気分が萎えてしまうため、室内で塗装をすることにしました(雨が入ってこない程度に窓を開け、換気に十分配慮)。
ユカハリ・タイル(檜無塗装)の設置イメージ
今回は、1セット8枚入り(2平米)のユカハリ・タイルを4枚だけ使用します(4枚余ってしまいます)。ぜひ、メーカーさんには4枚入りのセットも販売してほしいところです。

設置場所も確保できました。意外に1枚1枚大きな板です。檜の香りが気持ちいいです。

設置したユカハリ・タイルの上に、椅子を載せて見ました。少し前後すると板からキャスターが落ちそうですが、慣れでカバーするしかありませんね。
ユカハリ・タイル(檜無塗装)にワトコオイル(エボニー)を塗装
必要な道具を揃えていざ塗装です。塗装後は、シンプルに片付けできるよう使い捨てのスポンジ刷毛、ドリンクカップ、ビニール手袋を使いました。
揃えた道具
- ユカハリ・タイル(檜無塗装)
- ワトコオイル(エボニー)
- スポンジ刷毛
- 塗料入れ用のカップ
- 耐水ペーパー #400 & ヤスリホルダー
- ウエス
- ビニール手袋
- ブルーシート

何も持っていなかったので、道具を揃えるだけでも大変でした。どれが良いのか?どの店で購入するのが良いのか?コストパフォーマンスを含めて、探すのに根気が入りますね。

このクリアな板がどのように色付けされるのか?この瞬間がドキドキしました。

ワトコオイルとスポンジ刷毛の相性は抜群?どんどん塗れていきました。

スポンジ刷毛が塗料を良く吸収するため、結構付けすぎな感じでしたが、ユカハリ・タイルが良く乾くのか?15分程度で表面上は乾いた感じに仕上がりました。

30分程度時間をあけ、2回目は塗装後、耐水ペーパーで研磨しました。

研磨すると表面がツルツルになり、表面の光沢感もいい感じになりました。

研磨後、ウエスで拭き取ると・・・あれ?別の雰囲気になりましたね。エボニー本来の色合いは、こちらなんでしょうが・・・イメージしていたより薄い感じです。

薄いと思ったので、3度塗りをしてみました。木の幹に色が全然ついていない?

3度塗りで、古い木造の床っぽくなりました。使い込んで、傷ができてくると味が出てくるのかもしれませんね。

フローリングの上に設置してみました。う〜ん、もっと全体的に濃い色合いをイメージしていたのですが・・・半分失敗で半分成功ってとこでしょうか?時間がたって慣れてくると、違和感が無くなるのかもしれません。

実際に椅子を置いてみました。どのようにキャスターの跡が付くのだろうか?また、それがいい結果に、レトロな味として生きることを期待しています。
塗装後の感想
ユカハリ・タイルのひのきは、油分が多く色がつきにくいとメーカーの説明でありましたが、ワトコオイルもいい感じに塗れたと思います。(ただ他の素材や塗料を知りませんが・・・)
15分あれば板の表面は手で触ってもサラサラで、塗料が付かない程度に乾燥していました。臭いに関しても、2時間程度あければ、鼻を近づけないと臭わないレベルになっていました。木材にもよるのかもしれませんが、ワトコオイルはイメージしていたよりは、すごく扱いやすい塗料なのかもしれません。
ワトコオイルの臭いについては、油性マジックの臭いで嫌いな臭いではありませんが、キツイ臭いでした。換気に注意して作業しても、塗っている最中はどうしても直接臭いを嗅いでしまいます。そのためか、塗り終わった後に、少し頭がクラクラする感じを受けました。次回、ワトコオイルを使う時は、マスクを準備したいと思いました。
数日間かけて完全に乾燥した時に、ユカハリ・タイルを実際に設置したいと思います。