木箱の製作(小物入れ)!デコボコの切り口を揃える方法とは?

diy初心者です。ホームセンターで気軽に手に入るファルカタ材を使って、小物入れ用の木箱を作りました。(いろいろと工具を揃えるまでの練習にぴったりです)

今回はノコギリ、ソーテーブルを使って切断した木材を、サンドペーパーで研磨し、ボンドで貼り合わせてみました。

かろうじて直線を維持している木材の切り口なため、板どうしを結合させるとバラバラなのが良く分かります。この微妙にズレている切り口を、正確にそして簡単に修正する方法には、何があるのだろうか?そう思い、いつものようにネットを調べて見ると・・・

鋸ヤスリ「のこやすり」という、見た目で納得な工具を見つけました。

のこやすりを使ってデコボコの切り口を整える

目詰まりしない作りなので、大きな修正も一気にできそうですね。

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -1-

サイズはS、Lの2つあります。今回はSサイズを購入しました。

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -2-

Sサイズでも十分すぎる大きさです。

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -3-

木箱の底を入れようと思ったのですが、底板のサイズが1〜2ミリほど大きいので入りません。そもそも、底板の作り方が強度的に問題ありそうですが・・・

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -4-

のこやすりで、デコボコを整えます。ゴシゴシゴシ・・・整いました!(少し前に流行っていましたね)

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -5-

微妙?ところどころに隙間が空いています・・・

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -6-

横から見るといい感じです。塗装すると見栄えが上がりそうですね。

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -7-

側面の板が微妙に斜めです。

木箱の製作(小物入れ)のこやすり -8-

底面です。結構いろいろな箇所に隙間がありましたが、綺麗にボンドで埋まりました・・・

のこやすりを使った感想

大きさも程よく、小物製作に合うと思います。使い方はとても簡単です。気になるデコボコの辺りをゴシゴシするだけです。ただ、本当に真っ直ぐに整えようと思えば、どの程度の回数、どの角度から、どの長さと力加減でなどなど、何度も使って職人レベルのスキルをマスターする必要がありそうです。

当然素人の私は、ゴリゴリし過ぎて、今度は反対をゴリゴリっと、交互に繰り返す作業を往復してしまいました(結果、削り過ぎやデコボコのままだったり)。

木箱を組み上げてみて、小学生以下のレベルに、勉強意欲が俄然上がってしまいました。本来はベニア板にしたり、結合方法を変えてみたりと、強度と実用性を兼ねた作りがあるんでしょうが・・・

いろいろとネットや書籍を探してみても、小物入れ用の木箱の組み方が見つかりませんでした。この辺り、国語と同じで答えは無い!って感じなんでしょうか。

実際にディスプレイされている家具を見て、作り方を真似ていくのも勉強になりました。今まで余り見向きもしなかった家の中の家具を、材質から作り方までマジマジと見るようになり、いろいろな発見があることがとても楽しいです。

次は木材を変えて、別の小物を作って見たいと思います。