iMac 2017のカスタム購入時に、コスパの良いFusion Driveのストレージを選択してしまい、今までず〜と後悔する思いでいました。予算の関係上仕方のないことなのですが、せめて容量が少なくても爆速なSSDを選択しておくべきだったと・・・。ただし、直前のFusion Driveのベンチマーク結果を見て(意外に良い結果)、後悔も薄くなっていましたが・・・。
そんな後悔の思いを吹き飛ばすため、iMacの起動ドライブを現在のFusion Driveから爆速なM.2 SSDへ移行することにしました。
前回の作業で、後一歩のところで撃沈中・・・
今回はその続きになります。
前回は、期待していた速度とはほど遠い結果になってしまいました。明らかに失敗です。ひょっとするとケーブルの品質が悪く?高速転送に対応していないのでは?そう思い、確実に高速通信に対応したケーブルを用意して、再度チャレンジ!です。
iMacのストレージを高速化する
購入・用意した商品は下記の3点です。
●INTEL SSD660P 2TB SSDPEKNW020T8X1
パフォーマンス
順次読み出し(最大):1800 MB/s
順次書き込み(最大):1800 MB/s
ランダム読み出し(8GB スパン) (最大):220000 IOPS
ランダム書き込み(8GB スパン) (最大):220000 IOPS
消費電力 – アクティブ時:0.1 W
消費電力 – アイドル時:0.040W
●シンプルモバイル M.2 NVMe (CM2NVU31C)
約-19℃の高放熱性能を実現! 高速転送可能なM.2 NVMe SSD対応ケースがスリムになって登場!!
22mm幅のM.2 NVMe(NGFF M-Key)規格SSDに対応
USB3.1 Gen.2 接続に対応。最大10Gbpsの高速転送が可能! 【1007MB/s】
熱伝導シートとアルミボディを採用 / 放熱性能に優れ、約-19℃の放熱を実現!
※弊社環境での実数値【Samsung 970 EVO 250GBにて計測時】
Windows / Mac OS両対応
前回使用した上記の2製品に加えて、今回は高速通信に対応した高品質なケーブルを用意しました。
●Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 Cable (50cm)
「製品のポイント」
Charge Fast, Live More
急速充電プロトコルに対応し、最大100W出力が可能です。互換性のある充電器と一緒に利用すれば、ほとんどのUSB-C機器へのフルスピード充電が可能です。
高速データ通信
同期やデータ転送に時間をかける必要はもうありません。最大40Gbpsのスピードによって、TV番組や映画、音楽を瞬時に転送することが可能です。
驚きの高画質映像出力
TV番組や映画などの映像を1つの5K対応スクリーン、あるいは2つの4K対応スクリーンに同時に表示することが可能です。
圧倒的な互換性
あらゆるUSB-C機器に対応し、 USB 2.0、3.1 Gen 1および3.1 Gen 2に対応しています。
▼Amazonさんで購入しました。
Anker USB-C & USB-C Thunderbolt 3 ケーブル (50cm) 【PD対応 超高速 40Gbps 100W出力 USB2.0 / 3.0 / 3.1 対応】
高品質なケーブルだけあって、値段も3,000円と高価です。もう少し価格の安いケーブルもたくさんありましたが、それらはレビュー・評価も悪かったので、無難なAnker製のケーブルにしました。
購入したAnkerケーブルは、Thunderbolt 3、最大40Gbpsのスピードの説明もちゃんとあるし、3.1 Gen 1および3.1 Gen 2に対応しているため、今回の要件にぴったりのケーブルです。将来的な拡張にも十分使えそうです。

パッケージ内容です。毎度のHappy?の説明書がお気に入りです。

ケーブルの長さは50cm(0.5m)です。ケースに付属している純正のケーブルと同じ長さです。ケーブルの長さは、50cmが一番使い勝手が良いのかもしれません。

カラー的にもケースとの相性も抜群です。。。
今回はケースにケーブルを挿すだけなので、超簡単な作業で終わりました。そして、ここからが本番です。
iMacのThunderbolt 3端子にケーブルを挿して、Macにドライブを認識させます。
その後、ベンチマークを開始・・・ドキドキ・・・

数字!でたー!!!
950MB/sの数字にニンマリ!SATAの550MB/sを大きく超える結果に大満足です。今回は大成功です!やっぱりケーブルもちゃんとしたものを用意しないと駄目ですね。USB Type-C to Type-Cのケーブルを、初めからケースに付属しておいて欲しい気分です。無駄な出費をしてしまう結果になりましたね。ケースとケーブルを合わせると10,000円もする結果に。。。
まとめ
ベンチマークの数字としては、1000MB/sを超えて欲しいところでしたが、この値で満足しておきます。しばらくベンチマークを実行したまま放置していましたが、ケースの温度も-19度の説明にあるように、比較的低温だと思います。これなら起動ドライブとして安定して、常時使えそうです。
次回は、今回作ったM.2 SSDの外付けドライブに、起動ドライブをコピーして動作させてみたいと思います。
将来的には、Thunderbolt 3接続に対応したケースに交換して、1800MB/sの最高速度で使えればと考えています。
熱くならない安定動作するケースで、安い製品が発売されないかな〜。Thunderbolt 3製品は高いイメージしかないですね。