Apple iPhone 6 Plusの劣化したバッテリーを新しい互換性バッテリーに交換する

数年前に使っていたiPhone 6 Plusですが、今では娘のスマートフォン用にお下がりとして使って貰っています。今年に入って「tick tock」にハマっているらしく、暇があったら動画を撮影して楽しんでいる娘!使用年数や使用頻度の影響で、バッテリーの劣化が激しいのか?直ぐにバッテリーが無くなると最近不満を言っています・・・

(YouTubeを見るだけなのは反対なパパですが、tick tockの動画作成はクリエイティブ力を養うために、基本的に反対はしないスタンスでいます。そのかわりメッセージのやりとりなど、注意してチェックするようにしていますが・・・)

iPhone電池交換プログラムが3,200円で利用できるそうですが、何と今年中の期限つき・・・しかも申し込みが激混みなので予約すら取れない状況みたいですね。なかなか機種が戻ってこない?場合もあるので、様子見をしていたら、あれよあれよと期限となる年末が来てしまいました。

破格の値段で新しいバッテリーに交換できたのに・・・残念すぎます。

流石にもう間に合わないため、iPhone 6が壊れるか?iOSのアップデートがサポートしなくなるまで子供には使い続けて貰うしか無くなりました。

ただ、バッテリーが切れた後、充電中に私のスマホを借りに来るので、それがとても邪魔なんです・・・。

充電中もスマホを操作できるように、娘用のモバイル充電器を購入しようと良さそうな商品を探していると、何と自分でiPhoneのバッテリーを交換することができる交換キットを見つけました。

たいへん便利な世の中になったな〜っと感動すると共に、Androidに比べてその辺りは厳しいアップルからこの手の商品が発売されていることにビックリしました。(交換は素人では難しいと認識でした)

値段は2,000円から2,800円程度とリーズナブルな製品(容量によって値段が変動)です。交換プログラムとほぼ同等ですね。故障させてしまうリスクを入れると割に合わない気もしますが、まあ、時間を気にせずに交換できるので、今回は自分で交換することにしました。

一応娘には万が一壊れるかもしれない!っと確認した上で、バックアップ後にバッテリーを交換することにしました。

iPhone 6 Plusのバッテリーを交換する

本体カバーを開ける際にケーブルを切断したり、ケーブルを取り外す際に、アダプター・コネクターを破損したりと・・・その辺りのリスクを想定しながら、最新の注意で作業しました。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -1-

バッテリー容量は、3200mAhのものを購入しました。一応これが一番の大容量です。まあ、互換性のバッテリーは容量などに嘘が多いらしいので、その辺りは気にしないで購入しました。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -2-

バッテリー交換のキットらしく、作業に必要な道具が全て揃っています。しかもどの道具もしっかりとした作りなので、交換後の使いまわしもでき、お買い得度はとても高いです。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -3-

説明書は日本語になっており、作業が分からないってことは基本的にありませんでした。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -4-

バッテリーの交換前の劣化具合です。iOSのバッテリーの状態画面には、最大容量85%と表示されています。85?80%?以下が交換の目安らしいので、ギリギリ我慢できるレベル?でも今回交換しちゃいます。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -5-

まず初めに特殊なネジを2本外します。このネジさえ外せば、カバーが開くので交換作業は簡単でした。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -6-

吸盤を使って本体を開ける際は、保護フィルムを外した方が良いのか?迷いましたが、フィルムを剥がさなくても大丈夫でした。ゴリラガラスの吸盤力は半端ないです!

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -7-

液晶画面が無事に持ち上がりました。想像していたより簡単に本体が開きました。もっとゴリゴリ、ガリガリしないと開かないイメージでした。吸盤でちょっとだけ浮かして、棒を差し込んで隙間を広げ、最後は指でガバって感じです。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -8-

第二関門のバッテリーケーブルを本体から外すです。保護しているカバーのネジを外して、棒でツンツンすれば簡単に外すことができました。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -9-

第三関門のディスプレイケーブルを外す作業です。こちらもカバーのネジを外し、棒でツンツンすると簡単に外れました。ただ、どの順番で外すのか?薄いフィルム状のケーブルなので、切断しないのか?緊張しました。作業に慣れている人やプロの人は、この工程をスキップできるのかもしれませんね。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -10-

私にとって一番の難関でした。バッテリーを固定している両面テープを剥がす作業に失敗してしまうと、バッテリーを取り外すのが大変困難になると思います。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -11-

説明書のように、両面テープを引き抜く作業を3本分行います。が、真ん中のテープを剥がす作業で、途中でテープが切れてしまい失敗してしまいました。そのため、バッテリーを外すのに苦労しました。恐らく伸ばして引かれる力には弱く、それ以外の力には強いテープなのか?とにかくバッテリーが剥がせませんでした。無理やり剥がしているとカバー袋が破れてしまいました。変な科学薬品が出てきて燃えないのか?ドキドキしましたね。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -12-

いよいよ新しいバッテリーの登場です。大きさもほぼ一緒です。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -13-

新しいバッテリーに、両面テープを接着します。これ表裏を間違えると地獄になるので、何度も確認して接着しました。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -14-

無事にバッテリーを取り付けることができました。ここでは、バッテリーケーブルの取り付けがポイントです。バッテリーの位置によっては、ケーブルを接続できなくなるトラブルになります。ケーブルが差し込める位置なのか?確認した方がいいですね。

Apple iPhone 6 Plus バッテリー交換 -15-

無事にバッテリー交換できました。問題なく電源も入り、最大容量も100%に変更されました。交換後は、10分くらい計算中だったので心配しましたね。

まとめ

素人の私でも、問題なくバッテリーの交換ができました。ケーブル・コネクターの端子も少しの力で、外れたり差し込めたりと簡単でした。それなりに気をつけていれば、ケーブル類を切断したりするトラブルも起こらないと思います。

想像していたより、簡単にバッテリーの交換はできる!そんな感想です。

娘も以前より、格段にバッテリーの持ちが上がっていると大喜びしています。

ただ、一番の問題は!作業するにあたって年齢制限があることでしょうか?とにかくネジを含め全てのパーツが極小なので、老眼が始まりだした自分では、物が小さすぎて目が痛い・・・今話題のハズキルーペがいるな〜っと感じました。

老眼と言う年齢制限がある!こと以外は、交換作業、その後の利用共に特に問題は発生していません。バッテリーの交換もそうですが、液晶画面割れも自分で交換できるキットが発売されていることに驚きました。値段も3,000円程度です。以前4万円も出して画面の修理をしたことがあり、嬉しさ半分、悲しさ半分って思いです。

今回使用した商品