もう何十年と使っている実家の灯油タンクだけあって、外観は錆びてボロボロになっています。
玄関横の目立つところに設置しているだけに、錆びたままでは見た目の印象がとても悪すぎます。
また、放置した錆がこのまま酷くなっていくと、いつか灯油が破れたタンクから漏れて、大災害になる危険性も考えられますよね。
そこで、これ以上の錆の進行を抑えるため、灯油タンクを塗装することにしました。
帰省中の作業であり、やれる作業時間も限られているため、極力ショートカットで塗装することにしました。
省略内容
- 錆落とし(ただし、ぽろぽろ剥がれるような錆びは、ワイヤーブラシで簡単に掃除しました)
- マスキングテープ（極力垂らさないように・・・）
- 下地塗り、２・３度の重ね塗り
- その他、諸々の準備
何か簡単に終わらせられる塗料や方法は無いのか？いろいろとネットで探してみると「アサヒペン油性高耐久鉄部用塗料」を見つけたので、近所のホームセンターで期待を込めて購入しました。
塗装した後、どのくらいの期間、綺麗な状態を保ってくれるのだろうか？ドキドキですね。
親戚の方の話では、素人が塗装しても直ぐに浮いてくるとアドバイスが・・・

油性高耐久鉄部用
サビの上からそのまま塗れる、サビドメ兼用の鉄部用塗料
特長
●特殊防錆剤の配合により、サビを落とさずサビの上から直接塗れます。
●密着力が強く、ガルバリウム鋼板やアルミ、ステンレスなどにも塗れます。
●シリコンアクリル樹脂を用いており、耐候性に優れています。
●サビ落としもサビトメ塗料も不要のため、塗装の手間を大幅に短縮できます。
用途
適した場所
屋内外区分：屋内外用
●扉、フェンス、シャッター、パイプ、機械器具、農機具などの屋内外の鉄部・鉄製品
●ガルバリウム鋼板のサイディング、トタンべい、アルミ建材、ステンレス製品。
標準塗り回数
１回塗り
光沢
ツヤあり／ツヤ消し
塗膜の仕上がり
不透明（下地を隠す）
注意事項
ポロポロと取れるようなサビは取り除く必要があります。
油性塗料を使うのは、はじめてだけに極端な失敗だけは避けたい気分でいっぱいでした。
塗料の他に、刷毛、ローラー、バケツ、手袋を買い揃えて準備完了です。
(すみません、この辺りの写真を撮影するのを忘れていました。そのため写真はありません。)
そして、いよいよ油性塗料の塗装に初チャレンジです。
灯油タンクの塗装
水性は塗りやすいけど、乾きにくく剥がれやすい。油性は頑丈で乾きやすいけど塗りにくいなどなど、いろいろな情報を目にします。その辺りは、実際に体験して勉強したいと思います。第一弾が灯油タンクとなった訳ですが、初チャレンジの対象としては、大きさ形ともに不足は無いのだろうと思います。ただ、壁際の裏が塗りにくい・・・

雨水が当たる上部のサビが凄いことになっています。

ワイヤーブラシで、簡単にサビを落としました。基本的には柔らかい方のブラシを使いました。タンクに傷をつける事無く綺麗に浮きサビ取りができたと思います。

ワイヤーブラシの掃除で、ザラザラだった灯油タンクの表面もツルツルになりました。サビは変わりませんが・・・

灯油タンクの下もサビが目立ちます。
で、ここから「アサヒペン油性高耐久鉄部用塗料 色：アイボリー」を塗っていきます。
・・・

完成！大雑把な塗装になりましたが・・・30分程度で塗り終わりました。少し離れて見た限りでは、綺麗な色で塗装できて満足しました。が・・・

近くでよく見ると、刷毛の跡（ムラ）やら塗料のタレが目立ちます・・・やはり刷毛での塗装は素人には難しいですね。
まとめ
塗りにくいと言われている油性の塗料でしたが、そこまでは塗りにくさを感じる事はありませんでした。それもそのはずですが・・・刷毛の先端だけに塗料を付けて伸ばすように塗っていくのが正しいやり方なのに、刷毛いっぱいに塗料を付けて塗っていましたからね・・・その辺りの塗り方も、塗装後に綺麗に塗る方法を調べてて分かりました。やはり、塗る前にきちんと勉強してから、塗るべきだったと後悔しました。
素人感満載の塗装になってしまいましたが、灯油タンクを保護する目的が達成できたと考えて、今回は良しと妥協しました・・・
今後、数ヶ月、数年経ってどのように塗装が変化するのか？レポートしていきたいと思います。
満足していない分、数ヶ月で塗装が剥げてこないのか？心配が大きいです。
今回使用した商品
