幼児用・子供自転車(16インチ)のハンドルをフラットバーに変更して乗りやすくする

先日から幼児用・子供自転車(16インチ)のメンテナンスをしていましたが、いよいよ最終の仕上げに入ります。

ボロボロに錆びて劣化したパーツは、交換作業がすべて終わりました。結構、いい感じに仕上がったので、息子も大喜びです。初めは親として安全面の確保が目的でしたが、次第にかっこ良くなる自転車を見て、自己満の世界に入ってしまいましたが・・・

さて、今回の作業は「ハンドルをフラットバー」に変更するです。自転車に乗るのがあまり好きでは無かった息子は、自転車の操縦がお世辞にも上手いとは言えません(現在小学校一年生です・・・)。未だにスピードが遅いコギ出しなどでは、フラフラとフラつく場面を見かけます。後ろから見ていても危ない!っといった印象を強く受けます。

腕力や握力が足りないので、体を鍛える方が良いのか?または、バランス感覚を得て操作に慣れるのを待つのか?

いろいろと考えていましたが、自転車に乗るのが楽しくなっている時期だけに、事故や怪我で乗るのを嫌いになってしまっては困ります。また、道幅が小さな道路で、駐車中の車に突撃することも予想でき、そのリスクを回避する方法も考えました。

いろいろとネットを調べた結果、ハンドルをフラットバーに変えた方が、安定して自転車に乗れることが分かりました。

その為、予算5,000円以内のメンテナンスでしたが、予算を超えて対応することに・・・

(前回までで3,000円程度、今回のフラット化で3,000円程度の合わせ6,000円になりました。まあ、ギリギリ許容範囲です。嫁さんからは、買った方が安いのでは?っと、分かっている言葉が出ましたが・・・)

ハンドルをフラットバーへ交換

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 交換前

交換前の写真です。サビを落としたり、新しいパーツに交換したので、現在はいい感じの仕上がりになっています。後からフラットバーに交換したら、ブレーキやシフトのケーブルが余る?足りないなどの問題が出てくるのか?心配でしたが・・・(フラットバーに変えてから、ケーブルの交換をするべきでした)

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 ステムの交換

既存のステムを抜きました。錆びて中々抜けないといったことも無く、ボルトを緩めてハンドルを左右に振っただけで、簡単に外すことができました。何故?ステムを交換しなければならなかったのか?それは、幼児用の19mmバーが無かったから、22mmへ変更する必要があったからです。(正確には19mmのバーを1個だけ商品を見つけましたが、今回は豊富な22mmを選択。後、もう幼児では無いので、ブレーキバーの大きさもあまり意識することが無くなったからです)

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 ステム穴

流石に中は錆びまくっています。軽く表面のサビを落として、簡単に掃除をしました。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 古いステム

サビまくっていますね。新しいステムでも使わないので、このまま掃除をすること無く、破棄することにしました。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 22mmフラットバー

22mmのフラットバーです。カラーは良く見える赤色(前方の車や自転車の運転手からも認識されやすい色)を選択しました。ただ、この手の塗装は引っかくと直ぐに取れてしまいそうですが・・・

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 22mmグリップ

ハンドルを22mmに交換したので、グリップも22mmのものに交換しました。また、子供用だけに長さは10cm程度のものを選択しました。写真のグリップは、イボイボがソフトな握り心地で気持ちが良いです。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 グリップ装着

フラットバーは太さが22mmで、長さは520mmです。400mm前半のものを探していましたが、中々見つからなかったので、520mmのものを選択しました。大体の折りたたみの自転車のハンドルが520mmでしょうか?息子で合わせると拳一個分程度、肩幅が開く感じでした。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 失敗

フラットバー化で唯一の失敗です。グリップが結構簡単に、ハンドルに入っていくので、グリグリしすぎて、先端が破れてしまいました。。。何事もほどほどにした方が良さそうです。。。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 新しいステム

新しいステムです。意外にこのタイプのステムは発売されていない?長さや対応した太さを考えると、商品の選択肢は全くありませんでした。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 既存のステムとの長さを比較

既存のステムとの比較です。290mmの新しいステムがどの程度、長くなってしまうのか?心配していましたが、これを見て少し安心しました。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 グリスを塗る

新しいステムを入れる前に、グリスを塗りました。入り口付近に塗って、雨などの水が入らないようにするのが良いとの意見からです。

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 完成

ハンドルのフラットバー化の完成です。交換したステムにハルドルや、取り外していたブレーキ、シフトを取り付けて終わりです。ブレーキバーが19mmのハンドルに対応する商品だった為、取り付ける際にロングのボルトに交換する必要がありました。

幼児用・子供自転車(16インチ) 部品交換 ブレーキ・レバー-シフトレバー-ケーブル ブレーキその後

上の写真のように、22mmのハンドルバーに19mmのブレーキレバーを止める為、30mmのロングボルトに差し替えて対応しました。
また、ブレーキレバーの交換から、1ヶ月程度たった程度なのですが、早くも錆が発生しています。。。防錆スプレーをしているのですが、あまり効いていませんね・・・

幼児用・子供自転車のハンドルをフラットバーに変更 息子の試乗

フラットバーに交換し、息子の初試乗です。ハンドルの長さがどうなるのか?交換する前は心配がありましたが、見た感じ問題なさそうです。フラットバーのメリットが出ている姿勢でしょうかね?

まとめ/フラットバー化のメリット・デメリット

フラットバーにして、はじめは何か違和感を感じて乗りにくい!っと言っていた息子でしたが、少しして乗り慣れてくると、乗りやすい!っと言った評価に変わりました。

また、小回りよくハンドルを操作できるようになったようで、道幅が小さな道路でもスムーズに迂回することができるようになりました。

(今までは迂回の際、ハンドルの一部が足などの体に当たっていたのかもしれませんね。フラット化にして、大人の私でも乗れるようになりました。。。今までのハンドルは、足に当たってペダルが焦げませんでした)

その他に、フラットバー化でやや前傾姿勢になる為、ペダルを力強くこぐことができるようになったようで、以前に比べて早く走れるようになりました。

これについては、デメリットにもなりそうですが・・・、スピードの出し過ぎで以前に比べて、ブレーキの重要性が増しました。しばらくは、注意して見守らないといけなくなりました。

今回で、息子の自転車のメンテナンスも最終回です。

良い感じに調整が終わり、あと半年間は十分に乗れそうです。息子の誕生日(秋)には、22インチクラスの自転車をプレゼントできればと考えています。

今回使用した商品

メンテナンス中の自転車