何回か前から帰省した際に、解体できる家具は自分で解体して、燃えるゴミとして出せないのか?いろいろな方法を使って模索するようになりました。
理由としては
- 粗大ごみの日と帰省日のタイミングが合わない・・・また、一度に大量に捨てなければ無料
- いるモノいらないモノなど、思い出の品を整理できていない段階で業者に依頼はしたく無い。ただそれだと全然片付かない・・・
- 捨てる費用がばかにならない・・・帰省する交通費、滞在費もばかになりませんからね
やはり一番大きい理由は、不用品回収の費用がばかにならない!っと言うことです。
今後、空き家を数十年と管理していかなければならないと考えると少しでもお金を節約しておきたいところです。
また、不用品回収の業者も当たり外れがありますからね。運よく当たりを見つければ良いのですが・・・そんな良い業者なら、他のお客さんと依頼日が被ることがあり、数週間前から予約しなければなりません。帰省できるか?できないか?直前で無いと確定できない身としては、とても辛いところです。
そんなこんなで、今回試したのは、家具などの粗大ごみを小さく解体して、燃えるゴミとして処分することです。
- 大きなタンスや食器棚を簡単に解体できるのか?しかも、一人で・・・
- 解体するためにはどのような道具が必要なのか?
- 解体時間はどのくらいかかるのか?騒音などの近所迷惑はあるのか?
などなど、解体する前までは色々と考えることがたくさんありましたが・・・
実際に解体していくと、意外に作業は簡単だと言うことが分かりました。
そして、ものの数時間で食器棚2つとタンス1つ、その他小さな家具を解体することができました。一度に出せる燃えるゴミの量を超えるので、今回はこのくらいの数で終わりました。
大きな家具を解体する
団塊世代の両親なので、衣類の収納はほとんどがタンスです。家の作りからしてそうなるのでしょうか?今だとクローゼットになるのでしょうか?その為、家の部屋中にタンスがあります。その数10個・・・しかもそのタンスの中には、まだ服がびっしり残っています。。。片付けは長期戦になりそうです。
解体するために使った道具
- 片手金槌・ハンマー
- 充電式丸ノコ(makita KS511DZ 125mm充電式防じんマルノコ)
の2点です。意外かもしれませんが、基本的にコレだけでOKでした。
いろいろとインターネットで調べていると、バールやノミも使っている人もいますが、基本的にハンマーで叩けば簡単に家具の結合は外れます。YouTubeなどでは、ハンマーさえ使わずに投げ技と蹴りだけで解体している人もいました。
大きなパーツを外す場合は、投げやキックが有効です。小さなパーツは、ハンマーを使うなどパーツ毎に使い分ければ良いと思います。

解体時にあまり粉塵を飛ばしたく無いので、防じん仕様の丸ノコを購入しました。集塵機に繋いで無くてもある程度は粉塵の拡散を抑えてくれます。

これぐらいの食器棚だと簡単に解体できます。

ゴミ袋に入る大きさまでサクサクと切断していきます。

少し大きめのブルーシートを下に敷いていると、丸ノコを使った際の粉塵も気になりません。後からの掃除も楽チンです。

防塵のケースが直ぐにいっぱいになりますね。それだけ防じん効果があると言うことでしょうか?

切断面の精度を気にせずに丸のこを使えるので、解体作業は本当に苦になりません。

125mmのチップソーと小型の丸ノコなので、重さも感じずにサクサク解体することができました。
まとめ
タンスや食器棚のような大きな家具でも、全て一人で解体することができました。まあ、基本的に中身が入っていないタンスや食器棚は軽いので、一人で外まで運ぶのも簡単でした。タンスの場合は、引き出しを外せばもっと軽くなりますからね。
後、低価格のタンスや食器棚だと、中身がスカスカのフラッシュ構造の板だったり、接着剤を使った繊維材だったりと、軽くて解体するのは簡単でした。昔ながらの本格的なタンスの場合は、こうも簡単には解体できないのでしょうか?
今回初めての作業でしたが、思っていたよりも時間がかからずに解体することができました。手間もそんなに大きく感じることはありませんでした。これなら、残りの家具も全て解体して処分することができそうです。
ただ、一点だけ次回の課題としては、集塵機を購入するべきか?です。いくら防塵仕様の丸ノコと言っても、飛び散った粉塵を全て掃除するのは面倒ですからね・・・