最近では、ダイオキシン、煙、匂いが発生するために、庭での焚き火を禁止している自治体が多いと聞きます。幸い実家の自治体では、「剪定した木や落ち葉のみを焚き火する」場合に限り特例で認められているようです。ただし、焼却温度が常時800度以上(ダイオキシン対策されている)にならない焼却炉は使用禁止だそうです。
っということは、焼却温度が800度を超えてダイオキシン対策ができている焼却炉を購入すれば落ち葉を燃やしても問題無し!早速、インターネットの通販サイトを探して見ると、お手頃価格の商品は多くはありませんでした。業者(プロ)が使うような何十万もするような焼却炉は、設置場所にも苦労しそうです。(価格的にも購入できませんが・・・)
気軽に焚き火ができそうな商品として、「株式会社モキ製作所の焚き火どんどん」シリーズから、選んで購入することに決めました。
※購入の目的は、次回のお話に回しますが、とにかく実家の庭の植物が野生化(巨大化)してしまったため、それらの対応が必要だったからです。
焚き火どんどんの詳細と購入
株式会社モキ製作所サイト
http://moki-ss.co.jp/
http://moki-ss.co.jp/index.php?id=124(焚き火どんどんシリーズ)
用途
ゴミ焼却 木片と一緒に燃やすと紙おむつが焼却出来ます燃料
枯木 枯枝 紙くず 秘密文書※プラスチックゴミを燃やすと黒煙とダイオキシンが発生し易いので絶対に燃やさないで下さい
特長
1. 900℃の高温燃焼
2. クロス段差ロストルを発明
3. 軽量で軽トラでも移動が容易
4. かさ物も楽々投入 抜群の使良さ
5. 焚き火の火災予防に
6. 無煙 無臭 白い灰
7. ステンレス製 寿命5年
用途、燃料で対応できるゴミを確認して問題はありませんでした。特徴1の900℃の高温燃焼もバッチリです!特長7のステンレス製 寿命5年に関しては、使用回数がどれくらい影響するのか?正直とても気になるところですが、今回はその辺をおいておいて焚き火どんどを購入することに決めました。
最後に、燃やす量でどのくらいの容量の製品を選択するか?です。
容量としては60L、200L、350Lの3タイプがあります。本当なら小回りが効きそうな60Lが一番に欲しいと思ったのですが、実際に燃やすイメージをしてみるとドラム缶と同じサイズの200Lの方が、効率良く燃やせると考えました。(一度にたくさん燃やせそう)
悩みに悩んで今回は200Lのタイプを約50,000円で購入しました。想定より購入金額が上がってしまいましたが、庭が綺麗(木、雑草、虫など)になることを考えると納得しています。
※350Lは高価なため、今回は見送りました。
焚き火どんどん 200Lの組み立て

結構コンパクトなダンボールに入っています。また、見た目より十分軽いです。

簡単な説明書が入っています。

焚き火どんどん200Lのパーツは少ない?何か不足しているのでは?そんな感じで心配になるほどです。

説明書のセット内容を確認して、全部揃っていることが分かりました。

説明書の組み立て方法を読んで見ると?とてもシンプルなものです。全くの素人としてはこれで合っているのだろうか?心配になりました・・・なんせ、下の受け皿が大きな網目でスカスカですからね。落ち葉など小さなゴミが下に落ちるだけ?そんなイメージがありました。

半開き同士のドラムをボルト・ナットで止めていきます。

全部で10セットです。途中まで手でガンガン止めていけます。

止めにくいとかは全くありませんでした。全部のボルト・ナットを簡単に止めることができました。これが終わればほぼ完成ですね。

工具を使って固く締めて終わりです。ドラムの端は結構尖っているので、手を切らないように手袋をするといいと思います。

全く同じU字ロストルが2つあります。

1つ目を1番下の穴にセットしました。

その後の中の様子です。

次に、落ち葉ロストルの番です。

ロボットの鼻みたいでなんだか微笑ましいです。ギコギコ左右に振って灰を落としたり、風の通り道を作るのでしょうか?熱くて普通にさわれそうにありませんが・・・

その後の中の様子です。

最後に、余っているU字ロストルを、中段の穴に入れて焚き火どんどん200Lの完成です。
焚き火どんどんの組み立て時間
箱から出して、説明書を読んで組み立てが完了するまで、およそ10分程度あれば十分です。不要になったダンボールは、火を付ける時に一緒に燃やせば、綺麗に片付きそうです。
焚き火どんどん200Lの組み立ては、1人でも十分可能です。また、組み立て後に実際の設置場所へ運ぶ作業も、それほど重くは無いのでロストルを付けたまま1人で十分です。
焚き火どんどんの組み立て後の感想
完成後、本当にこれだけでいいのか?再度、疑問と心配が膨れあがりました。60Lの写真にあるように特殊?な蓋が200Lにはありませんからね。あの蓋が煙をフィルターするのかな?って、勝手に想像していました。(大容量だけに200L以上は、効率的に燃えるのだろうか?)
では、次回実際に剪定した木や落ち葉を燃やして見たいと思います。