10年間利用している椅子があります。クッションに大きな穴が開いたりしていましたが、気にせず使っていました。(見栄えは最悪です。。。座布団を敷いていれば長持ちするのだと思いました)
が・・・穴が開いたクッションからポロポロと小さな粉が落ちてきて、椅子周りの掃除が大変になってきたため破棄することに決めました。
この状態の商品が、ヤフオクやメルカリで売れるのか?試して見たい気持ちもありましたが、自分が嫌な商品を出品するのに抵抗があって止めました。
そして、普通にそのまま粗大ゴミとして出すのも、何か損した気分だったので、電動ノコギリを使って解体できるのか?試して見ることにしました。
使用した電動ノコギリは、ブラック&デッカー(BLACK&DECKER)のノコギリヘッド(マルチエボシリーズ)です。
マルチエボシリーズは、取り付けヘッドを交換することで、インパクトドライバー、ドリルドライバー、丸ノコ、ジグソー、サンダーなど、DIYに必要な工具が手軽に揃えることができます。
バッテリーの使い回しは当然のことながら、ヘッドだけの交換なので保管場所を取らないメリットが大きいですね。ただ、工具の利用毎にヘッドを交換しなければならないのが、結構面倒ですが・・・
電動ノコギリで椅子を解体する
作業時間を30分程度と考えて、解体することにしました。ノコギリヘッドに付いていた純正の金属用刃で、効率良く切断できるのか?心配がありました。

両足の太ももが乗る箇所の破損が目立ちますね。椅子メーカーさんもこの辺のクッションカバーを厚めにするなどの改善が欲しいところです。

クッション以外は、下のコロコロの調子が悪い、背もたれの調子が悪いでした。まあ、10年間ほぼ毎日使っていたので・・・

よくよく確認してみると、購入していたマルチエボシリーズのセットには、ノコギリヘッドが含まれていませんでした。そのため、追加購入する羽目に・・・ただ、電動ノコギリは一家に一台あると何かと便利なので迷わず購入することにしました。

ヘッドは意外に大きいような小さいような・・・微妙な大きさです。重さは軽い方だと思います。

替刃は3種類付属していました。形状からすると他のメーカーの替刃も問題なく使えそうです。

ヘッドを取り付けて見ました。微妙な形になるので、慣れるまで違和感を感じそうです。

刃を取り付けてみました。刃の取り付けはとても簡単で、取り付け付近にあるレバーをスライドさせるだけです。6角を使わなくても取り付けられる反面、強度てきなものはどうなのか?気になります。

細いフレームなどは、比較的直ぐに切断することができました。

一通り解体が完了しました。体重が乗る椅子だけに、しっかりとした強度の鉄が使用されているのか?頑丈過ぎてなかなか切断できない箇所もありました。
まとめ
ブラック&デッカーのノコギリヘッドは、決しておまけ的な商品では無いと感じました。今まで使った事があるリョービやマキタの電動ノコギリに比べると、ややパワー不足な感じも受けましたが、日常の製品を解体する程度なら十分過ぎる性能だと思います。
ただ、マルチエボシリーズに付属しているバッテリーの容量が1.5Ahしか無いので、長時間の作業ではバッテリーの交換が何度か必要になります。この辺りは、大容量の互換バッテリーを購入して改善したいと思いますね。まあ、その分工具が軽量でいいのですが・・・