今回は、一番劣化や故障が激しい箇所（ブレーキ、シフト）の交換を行いました。何かと子供が自転車に乗る機会が増えているだけに、いつ重大な事故に繋がってしまうのか？そんな不安が前々からありました。
現状の子供自転車に自分自身が乗って気づいたことですが、とにかくブレーキが効かない！ある程度の速度を出していると、自転車が直ぐに止まらないことに気づきました。
これは、大人の体重や速度では、直ぐに止まらないのは、ブレーキの仕様なのか？子供の体重と速度を想定している為、ある程度は妥協しなければならないのか？いろいろと感がさせられましたね。
結局はわかりませんでしたが・・・とりあえず自分が納得するブレーキの性能が出せれば良いのかと・・・
交換前の各パーツの状況
いたるパーツが錆びていたりと、劣化の激しさが見て分かります。安物自転車=錆びやすい？方程式は存在するのだろうか？

ブレーキ本体は問題なさそう？ネジ、ボルト類の錆びやら、アウターワイヤーの劣化が目立ちます。

なんとブレーキシューの先しかリムに届いていませんでした。ブレーキを掛けても、シューの先だけで止めている状況でした。いつからこのように壊れていたのだろうか？全く気づきませんでした。日々のメンテナンスが重要ですね。

転けたのを機に、シフトレバーが完全に壊れています。そのため、一番重たい状態で乗らなければなりませんでした。

ブレーキレバーの止め金具が錆びて・・・これでは、自転車に乗る気を削いでしまいますね。息子は気にせずに、楽しそうに乗っていますが・・・
自転車はこんなものと・・・謝った知識を息子に持たせてしまうところです・・・
これらのパーツ類を新しいものに交換します。
部品交換「ブレーキ・レバー&シフトレバー&ケーブル」
子供用自転車のパーツ探しで、一番大変だったことは
子供の手のひらでも握れるブレーキレバーを見つけるのが大変でした。その他のパーツは、大人用の自転車と同じものが使えました。
幼児用の自転車の場合は、ハンドル辺り（ブレーキレバー、グリップ、ハンドルなど）のパーツが、商品数が少なくてなかなか見つけられずに苦労しました。
（今回は19mm対応のブレーキレバーを購入しましたが、息子の手の平の大きさを考えれば、22mmでも問題無さそうでした）

シマノの外装6段用のシフトレバーです。シフトワイヤー付きでコストパフォーマンス抜群です。

吉川製作所のキャリパーブレーキです。ロングとショートの長さの違いってあるのだろうか？心配していましたが、問題なく幼児用自転車に使えました。基本はショートなんでしょうね。

恐らく既存のブレーキと同じ製品だと思います。ブレーキシューだけが、違うのかな？

子供用のブレーキレバーです。子供用となると、この商品くらいしか見つけることができませんでした。デザインの選択の余地が全くありません。

仮止めでブレーキレバー、ブレーキケーブル、シフトレバー、シフトケーブルを取り付けました。

ブレーキの交換も、基本的にボルトを外し取り替えるだけです。ブレーキシューの位置を調整するのが少し大変なくらいで、後の作業はスムーズに行えました。

ブレーキワイヤーは、自分の自転車のブレーキを交換した際に、余っていたものを使いました。流石にケーブルだけは高級感が出ました。

リア用のブレーキの交換です。フロントと同様に、特に問題も無く交換できました。

ローラーブレーキなのかと思っていましたが、よくよく見るとバンドブレーキでした。交換しなくても耐久性は問題ないのか？心配しましたが、変な音も鳴っていないので、このまま使うことにしました。

シフトケーブルのカラーは、目立つように黄色にして見ました。少しカッコ良さが上がりますね。

シフトレバーも新しくなり、無事にシフトの切り替えも行えるようになりました。これで、一番重たい状態から卒業です。

外装シフトのケーブル交換は、内装用に比べて簡単ですね。適度な長さでワイヤーを切断して、エンドキャップを取り付ければ完了です。

中途半端なサビ落としですが、いろいろとパーツの交換をしたことで、新品の自転車に多少なりとも近づくことができました。綺麗になった自転車を見て息子も大喜びです。ただ、交換前のパーツと同じものを購入しているので、サビ対策だけはしっかりとしておかないと、直ぐに錆びてくるのだろうと思います。
まとめ
自転車を運転する上で、一番重要な箇所を新品に交換したことで、安心感を得られました。これで、次の自転車へ乗り換える（半年後に大きい自転車へ）までの、つなぎとして問題なくなりました。
ついでに、ハンドルをフラットバーへ交換したかったのですが、19mm（グリップ径）が見つからずに保留しました。
あとは、全体的に錆びている箇所のサビを落として、完成です。
購入した商品
メンテナンス中の自転車
